\東京食の旅-Tokyo food journey-/東京産食材を使ったランチイベントを開催しました!【1/19(日)】

東京では、様々な地域で様々なカタチで農林水産業が営まれています。
そんな東京各地の農林水産業の魅力を知っていただくため、墨田区の料理店・押上よしかつさんで東京産食材をふんだんに使った食事会を開催しました。
押上よしかつさんでは、普段から東京産の食材を使った料理を提供しています。
食材の仕入れは、店主の佐藤勝彦さん自らが産地に足を運び目利きしてきたものばかり!
生産者と直接会話をすることで、生産者の想いも込めた料理にしたいのだそうです。そのため、産地に関するエピソードや生産についての知見がとても豊富です!
イベントでも、それぞれのメニューに使用している食材について解説していただきました!
▼味わっていただいたメニューはこちら
・TOKYO X メガ豚天
・江戸東京野菜千住葱天
・練馬区産小麦うどんと後関晩生小松菜の焼うどん
・瑞穂町清水牧場のしぼりたて牛乳アイス
TOKYO Xの生産者が都内には少なくなっているお話や、
後関晩生小松菜の名称の由来など、味を楽しむだけでなくエピソードも併せてご紹介していただきました。
例えば、お好み焼きに使用した「千住葱」。
東京で葱栽培が始まったのは、大阪城落城によって江戸に人々が移り住んだ頃からなんだとか。もともとは葉葱として栽培されていたようですが、徐々に白い部分を食べる白葱になったとのこと。
また、最初につくられ始めた場所は江東区の砂村(現在の砂町)といった産地についても教えていただきました。
参加者の方は、エピソードを交えながら料理を味わうことで、食材の味をさらに格別に感じていただけたようです。
ちなみに提供いただいた料理はどれもボリューム満点!
押上よしかつさんは鉄板焼きをメインで提供するお店なので、参加者の方にも鉄板で焼き上げていただき、お腹いっぱい大満足していただきました。
佐藤さんいわく、東京産の農水産物をつくる生産者さんが減ってきているのだそうです。
また、ここ数年続いている気象状況によって、仕入れられる食材の量や時期が変わってきてしまっているようです。
それでも佐藤さんは、自分の生まれ育った地域のゆかりある食材を使いたい、生産者の方を少しでも助けていきたいとのことで、これからも東京産にこだわったメニュー提供を続けていくと語っていらっしゃいました。
東京農林水産ファンクラブでは、今後も様々な東京の農林水産業に注目しイベントを実施していく予定です。ぜひご期待ください!